以下、「盲導犬」と「アイメイト」へのトラックバックです。
http://chintara.s8.xrea.com/20031124/

>一番目の理由、「別名による差別化」は理解できる。優秀な犬
>を卒業させている、という自負が感じられる。

>だが二番目は理解できない。。「利口な犬が盲人を連れて歩いている」と思われて何が不都合なのだろうか。人が「盲導犬」と口にするとき、彼は犬を話題にしているのだ。犬の利口さや可愛さが主題となっても当然ではないか。
>腫れ物に触るように盲人を扱うのは感心しない。

文脈としては当然だ。そうとしか読めない。

当事者の立場から言えば、人と犬は主従関係のみでつながっているかというと、けしてそうではなく、「盲導犬」は「視覚障害者」の大事なBuddy(相棒)なのだということを忘れないでほしい。
>「利口な犬“が”ではなく“と”である。」ということだ。
指示を出しているのはわれわれ盲導犬ユーザーであることを
今一度思い出してほしい。
犬がああしようこうしようと、考えているわけでは無論ないのだ。彼ら(Guide Dog)は残念ながらNaviまではしてくれない(というか、出来ない)のだから。

われわれは「視覚障害者」というラベリングの元で腫れ物扱いされることを望んではいないし、そのようなことをされるのは本意ではないことをここではっきりと言明しておきたい。
あくまでもわれわれも「人」である。なにか「特別」なわけでは
決してないのだ。ただ、目が見えなかったり、見えにくいだけなのだ。そして盲導犬と視覚障害者はパートナーであることをは晴眼者であるあなたには傍目から見ても明らかである筈だと思うのだが。その点を誤解のないようにしっかりと記述をしておいてほしいと切に願う。

「耳」がいいわけではなく、耳に頼らざるを得ないから、「聞こえるだけ」なのだ。あなた方晴眼者も目を瞑ってみれば分かっていただけると思うが、目をあけているときには気づかなかった「音」が聞こえることを感じ取ることが出来るだろうから。
お試しあれ。

もちろん、あなたの言うように、
盲導犬として全国で活躍しているラブやラブとゴールデンF1雑種の可愛さ、利口さについては否定するどころか諸手を揚げて同意したい。私も、盲導犬のハーネスをはずした瞬間、私におなかを見せてくれたラブの姿はいまだ忘れがたく鮮烈だったのだから。
もー。その姿は可愛いのなんのって…。

また、以下のことについても。
http://chintara.s8.xrea.com/20040129/
>同伴不可の施設管理者に提案する。補助犬同伴不可ステッカーを>貼ろう。やむを得ない理由があるなら堂々と拒否できるはずだ。

たしかに彼の言うとおり、「法律が原則的に認めているもの」で
あるならば明示的に「不可」のほうを表示するほうが妥当性があるように私にも感じる。
法律での同伴不可の事象は、
以下の実例のように合理的な理由がある場合にのみ限定されるのだが…。それを提示せずに「同伴拒否」をした場合になんらかの
罰則なり制裁規定を明示的に表せばよいと思うのだけども。
どうだろうか。

以下、実例として補足です。
動物園では盲導犬などの補助犬の同伴は原則的に不可能である。
その理由としては、過去に某動物園で実験を行った際、ライオンが犬を見て興奮するという問題が発生したという経緯があったからだそうである。

(某動物園の飼育係スタッフの言による)

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